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still crazy after all these years



カテゴリ:仕事のこと( 345 )


切ないガス欠

take control を 「ハンドル握って」 と訳すのはいつまで通用するか、というのを先日書いたけど、それより先に run on empty に対する 「ガス欠で」 という訳は、もう既に通用しなくなりつつあるのかも。 本当に車の意味でもそうだけど、比喩的な意味で 「体力・気力が尽きて」 を 「ガス欠で」 って、翻訳に限らず普通の文章として言わなくなってる? そもそもそんなに日常に頻出する言い回しでもないけど、なくはなかったと思うんだけど。

「エネルギー切れ」「燃料切れ」 なら、まだ行ける?
「充電切れ」 に差し替えても別にいいんだけど、少しニュアンス違うと思うんだよね。「ガス欠」 の場合、ガソリンが尽きてから本当に車が止まっちゃうまでわずかに慣性で進もうとする、つまりちょっとは run できる。 だけど 「充電切れ」 ならプツンと切れて完全停止になって、run on にはならないイメージ。「もう限界超えてるけど、すかすかだけど、どうにかこうにか走ってる感」 みたいな切なさが出せるのは 「ガス欠」 だと思うんだけど・・・どうだろう。

しかも私の場合 「Run On Emptyは切ない」 という語感は多分リバー・フェニックスの映画『旅立ちのとき(Running On Empty)』のイメージも入ってるので、余計に話がややこしい。



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4/19の作業記録
 案件B:添削1本。
 案件I:6枚訳す。

4/20の作業記録
 案件A:10枚訳す。
 案件F:資料読み。
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by yumi_in_the_rye | 2019-04-21 23:56 | 仕事のこと | Comments(2)

うそじゃなくて

WIREDのエイプリルフールネタ。



Vは「ヴ」にしないけどBは「ヴ」にします、って言ってくれないかな・・・。


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3/30の作業記録
 案件F:47枚チェック。

3/31の作業記録
 案件G:28枚チェック。
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by yumi_in_the_rye | 2019-04-01 23:09 | 仕事のこと | Comments(0)

夜明けのにゅう

仕事の資料として読んでいる本(ドイツ語からの翻訳)に、「トコロテン式に」という表現がでてきた。
うーむ。これはありやなしや。

一応同業者のはしくれとしては、「おおっ、面白い訳になさいましたね」と思うけど、
読者としては、正直ちょっと違和感あるかも。

ただし、それは「ドイツの話なのにtoo Japaneseである」という違和感じゃなくて、私個人がトコロテンにピンとこないんだと思う。食べた経験は人生で1回か2回だと思うし、トコロテンを出す、あのにゅーっていう作業は一度も見たことがない。「トコロテン式に」という比喩表現の意味はもちろん知ってるけど、日本語の本に出てきたとしても、この言葉は私にとって微妙に距離が遠い。

私の翻訳で「トコロテン式に」を使うことはこの先もないと思うけど、「にゅーって出る」を訳す場面が出てきたら、ほかに何を使おう?


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3/29の作業記録
 案件F:38枚チェック+資料読み。
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by yumi_in_the_rye | 2019-03-30 17:15 | 仕事のこと | Comments(2)

【満員御礼】トークイベント出ました

昨日、無事開催しました。夏目大トークイベント<同業者と話す>第1回
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V氏が撮ってくれた写真(ありがとう、お借りします)。
手のブレに、わたくしが興に乗ってるらしき臨場感がありありと(笑)

お越しくださった皆さま、ありがとうございました。
今回の一番大事な情報、東京のMyBestいちご大福はこちらです。
 八丁堀 翠江堂(大手町と晴海トリトンにも)



by yumi_in_the_rye | 2019-03-23 07:13 | 仕事のこと | Comments(2)

イベントまもなく

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まもなく開始です!

by yumi_in_the_rye | 2019-03-22 18:46 | 仕事のこと | Comments(0)

血の気が引くとはまさにこのこと

瀧氏のこともショックだけれど、


さっき、自分が少し前に訳した文章ですさまじい大ポカをやらかしてたことを知って、今ちょっと動悸が激しい。

(刊行された紙面では直っていた。というか、それを見て気づいた。だから最悪の事態は免れたんだけど、それにしても震えるくらい信じがたいミスを・・・)

by yumi_in_the_rye | 2019-03-14 19:26 | 仕事のこと | Comments(0)

専属ナレーター

焼石に水とはいえ少しは目を休めようという意図もあって、最近は時々自分の訳文原稿をWORDの読み上げ機能で音声化して聞いている。
わりとスムーズに読んでくれて、ストレスなく聞けるし、句読点のバランスや誤字脱字に気づくこともあるし、全体の流れを確認できるので、これはちょくちょく取り入れていこうと思ってるんだけど。

「分極化」をフンゴクカ、
「富裕層」をトミヒロソウ、
「現実味」をゲンジツアジと読み、
「港」をかたくなに「コウ」と読み続けるのは何故なんだ。

この読み上げの人は学習させられるの? もしくは、MS-WORD搭載の機能じゃなくて、別途でもっと賢いソフトを入れたらだいぶ違うのかな。
仕事の補助として読み上げと音声入力の環境も整えてみたいので、これはもう少し調べておきたい。おすすめあったら教えてください。

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3/10の作業記録
 案件A:8枚訳す。
 案件F:4枚訳す。

3/11の作業記録
 案件F:18枚訳す。
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by yumi_in_the_rye | 2019-03-12 23:09 | 仕事のこと | Comments(0)

清く正しく、の暫定的な結論

「あの老害のじじいが勝手なこと言って」 的な悪態をつきたい訳をどうするか、の件、ひとまず 「あのお偉方」 にしてみた。
前後の動詞でもうちょっと嫌味もこめた。 口汚さという点では、個人的な好みとしては少々物足りないけど、まぁそこにあんまりクローズアップしたい(してほしい)箇所でもないので。

同業者のみなさん感じてることだと思うけど、悪態は難しいよね。
卑語の扱いも面倒だけど、嫌味とか風刺とか、あてこすりとかおべんちゃらとか、こういうのはセンスと体感だもんねぇ。

罵詈雑言の翻訳が上手な翻訳者、というくくりで思い浮かぶ人も何人かいるけれど、人柄はともかく (知らないという意味での「ともかく」) 頭がいい人ばかりな気がする。 ご自分の文章でもあっぱれな口調であれこれ斬っていて、なるほどこれは地なのね、ということもある。 だけど、悪態ばっかり書く人が翻訳家として成功するかというと、そうとは限らないわけで。 逆に、性格がよくて上品すぎて口汚い悪口を巧く訳せない、という翻訳者さんもいるけど、私の性格に難ありだからって悪口を巧く訳せるってことにはならないし。

悪態をスマートに訳せるようになりたい。 だけど、そのためのボキャブラリーと地頭の回転のよさみたいなものが、私にはつくづく足りない。 これは普通に翻訳が巧くなるよりハードルが高いかも。

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3/8の作業記録
 案件F:10枚訳す。

3/9の作業記録
 案件A:19枚訳す。
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by yumi_in_the_rye | 2019-03-10 23:56 | 仕事のこと | Comments(0)

清く正しく

「あの老害じじい」みたいなニュアンスを、そうは言わずに、いやみたっぷりのおためごかしで表現する訳を探してる。
いくつか口汚い台詞は考えたのだけれど、どうしても対象を男性と限定する言葉しか出てこない。

厄介なことに、原文がうすらぼんやりほのめかしてるのは確かに男性のことなんだけど、文脈としては「あいつみたいな、そういうことを言いたがる高齢の人たち」を総称してるので、ここは女性も入る。女性は老害にならないなんて排除するのは差別だし、事実でもないし、そもそもここは性別でなじってるわけではない(年齢に対する揶揄は入ってるので、これは入れたい)。

どうすればポリコレ的に平等に、ジェンダーフリーに、正しく人をディスれるか悩み中。



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3/7の作業記録
 案件A:52枚チェック
 
案件F:5枚訳す。

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by yumi_in_the_rye | 2019-03-08 12:54 | 仕事のこと | Comments(0)

書評またも

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続きましては、
週刊東洋経済3月9日号にレビューが載ったよ。
ありがたや。









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3/4の作業記録
 案件A:5枚訳す。
 
案件F:読み直し+資料読み。

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by yumi_in_the_rye | 2019-03-05 16:28 | 仕事のこと | Comments(0)


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