still crazy after all these years



カテゴリ:仕事のこと( 302 )


換算率を改訂します?

あくまで私個人にとってはものすごく衝撃的な発見だけど、他の翻訳者さんにも当てはまるわけではない、っていう話なんですけど。

今日、気づいたこと。
換算率が違ってた。

同業者ならご存知でしょうけど、換算率っていうのは、ソース言語の単語数(文字数)から、ターゲット言語に訳し終わったときの文字数(単語数)を推算するための比率のこと。
で、ここから先を読んでくださる奇特な方は、以下の3つの前提を踏まえていただきたいんだけど、

1. 私は自分のキャパシティや作業記録を、英語原文ではなく、仕上がりの日本語で把握する習慣がある。
  (400字=1枚という単位で把握する)

2. 仕上がりで把握する習慣がついた理由は、

  ・もともと「ものを書く」という行為のルーツが、
    私は原稿用紙で始まっているから 

  ・私が翻訳会社のコーディネーターになった時点で、
    まだぎりぎり、支払い単価はターゲットベース
    (英日ならば日本語400字で1500円とか)
     で決めるのが主流だったから

 なんだけど、儲けを増やすために文字数をふくらますような真似はしたことはない。

3. というか、できるだけコンパクトにすることを心掛けているつもり
(続きは下に折りたたみ)

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7/11の作業記録
 案件A:8枚訳す。
 案件E:4枚訳す。

7/12の作業記録
 案件A:25枚訳す。
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以下、長くなります。
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by yumi_in_the_rye | 2018-07-13 19:50 | 仕事のこと | Comments(0)

ゆるく物欲を捨てる

(カメラの後ろで聞こえている若い女性の声は、たぶんプロの映画監督である長女さん)



お片付け系は精神論や自己啓発論になりやすく、鼻につくこともある。この本では、もちろん考え方や気持ちや思い出についても多々触れているのだけれど、決して潔癖さや完璧さを求めずに、「なんとなく要るかも」を潔く切り捨てていく、そのゆるめのバランスがちょうどいいと思う。



・・・感銘を受けつつ片付け本を訳した私は、目下、物欲回路がフルターボ大回転中。

この週末はミッドタウンできれいめパンプスを買うんだ。おしゃれして出かける機会はそうそうないけれど。 来月あたりに印税入ったらピアス買うんだ。ふさがりかけたピアスホールが出血中だけど。 柳宗理のステンレスストレーナーを3個セットで買うんだ。東京で一人暮らしを始めた頃に100均で買ったザルは全然壊れていないけれど(こういう調理器具類は生活の変化と共に買い換えたいものなのに、まあ壊れないよね!)

スウェーデンも行きたいけど、必須ではない雑貨をきっと色々買ってしまいそうな国だよね・・・。
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6/25の作業記録
 案件E:6枚訳す。
 案件E:12枚チェック。

6/26の作業記録
 案件A:10枚訳す。
 案件E:9枚訳す。

6/27の作業記録
 案件A:7枚訳す。
 案件E:9枚訳す。
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by yumi_in_the_rye | 2018-06-28 23:18 | 仕事のこと | Comments(2)

少しずつ、したくをする

新しい本が出たよ。

e0078326_08441727.jpg
人生は手放した数だけ豊かになる 100歳まで楽しく実践!1日1つの“終いじたく”』。スウェーデンのおばあちゃんが書いた、片付けの本です。彼女がdeath cleaningという言葉で表現しているテーマに、「終いじたく」という訳語をあてました。

簡単に言えば、いつか旅立つときを考えて、少しずつ自分で自分の持ち物を減らしていくこと。判断基準は、「これをとっておいたら、誰かを幸せにできる?」。残された家族に片付けさせるものを少しでも減らせるように、そして自分の生活を清潔で過ごしやすくしておくために、大切なものをちょっとずつ整理していく習慣のススメです。

・・・手放したいものがいつまでもそばにあると、それが気持ちの重石になってしまうのです。これまでいろいろと役立ってくれたものでも、最後にもう一度使って、そしてお別れをいうほうが、気持ちが満たされることに気づきました。

重要なのはほこりを払ったり、モップをかけたりすることではありません。これからの暮らしが楽になるように、整えて、その秩序をずっと守っていく作業です。



少し前だけど、NEWSWEEKの記事でも紹介されてた。
(先日のリーディング勉強会に来てくださった松丸さとみさんが書かれたNEWSWEEK記事。お目にかかれてほんとに嬉しかったです!)

テレグラフの記事でも。
解説は、最近では『極上の孤独』などを執筆されている下重暁子さん


e0078326_08441904.jpg

旦那さんの話のところと、猫さんとの話のところは、訳しながらちょっと泣いた。


そういうわけで、今年の1冊目、通算で41冊目(40歳40冊は間に合わなかったけど、41歳41冊はぎり間に合った!)。
お見かけになったらどうか手に取ってみてください。




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by yumi_in_the_rye | 2018-06-27 09:06 | 仕事のこと | Comments(2)

イチであることはわかってた

「みんなの見解が同じで、他者に対して一丸となって臨むこと」を指す表現が、

一本杉でもなく
一本松でもなく

一軒家でもなく
一発屋でもなく

一枚岩であることを思い出すのに、1週間かかってしまった。



今の仕事くるしいよー。原書は絶対に非常に優れているのだけれど、訳しててすごく面白いけど、巨人とがっぷり組むのは苦しい。
今は脚にしがみついてる。早くその肩までのぼりたい。
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6/22の作業記録
 案件A:57枚チェック。
 案件E:7枚訳す。

6/23の作業記録
 案件E:18枚訳す。
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by yumi_in_the_rye | 2018-06-24 23:51 | 仕事のこと | Comments(2)

decade問題

英語翻訳者の方、もし知ってたら教えてください。
切羽つまって探してるわけではないけれど、ずっともやもや答えがわからずにいることがあります。

decadeは、「10年」ですが、

  (1)任意の10年間: 例)1976年〰1986年

のときと、

  (2)いわゆる「XX年代」 例)1980年代(1980〰1989年)、

のときがありますよね。

「数十年間」程度のざっくりした使い方(上記の区別をつける必要がない)ならいいのだけれど、(1)と(2)のどちらを指すか区別をつける必要があって、文脈ではどうもぼんやりしているとき、何かうまい解決の糸口をご存知ありませんか。

やっぱり文脈で判断するしかない・・・ですかねぇ(言い換えれば、「文脈ではぼんやりしてる」と感じるのは、読めてないってことなのかな)。基本的にはいつも文脈で何とかあたりがつくけれど、ごくごくまれに、本当にときどき、判断がつかないときがある。サイコロで決める?




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6/21の作業記録
 案件E:9枚訳す。
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by yumi_in_the_rye | 2018-06-22 20:30 | 仕事のこと | Comments(0)

リーディング勉強会第3回、終わりました

結局赤いワンピースを選んで(←それはどうでもいい)、リーディング勉強会の第3回を開催してきました。先ほど無事終了。来てくださったみなさま、ありがとうございました。
結局、18名(+茶話会から3名)。会場がぎちぎちになってしまってすみません。

こう見えて毎回かなり緊張するんですけど、始まってエンジンがかかって、しかも来てくださった方から質問という形でサポートが入れば、3時間は本当にあっという間で。喋りすぎたような、喋り足りなかったような。

私の愚痴と自己顕示欲にやさしく付き合ってくださって、ほんとにありがとう。



業務連絡(1)
遅れていらっしゃった方もいるので、冒頭のお願いをもう一度。
お配りしたレジュメ、シノプシス、授業の内容をSNSなどにアップするのはナシでお願いしまーす。なぜなら私は毎回同じ話をするので、ネタバレになるからです。

業務連絡(2)
・・・誰か、パン・シュープリーズの写真、きれいに撮れてたらちょうだい。





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by yumi_in_the_rye | 2018-06-16 20:23 | 仕事のこと | Comments(0)

明日

明日お会いするみなさん、どうぞよろしくお願いします。

1回目がまっかっかのスカートで、2回めがまっかっかのスカートだったので、今回は赤いワンピースかオレンジのワンピースを着ている(←まだ決めてない、そして激しくどうでもいい)小さいのが私です。

どうかお手柔らかに。お会いするのを楽しみにしています。

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6/12の作業記録
 案件A:7枚チェック。
 案件E:資料読み。

6/13-14の作業記録
 案件A:12枚訳す。
 案件E:15枚訳す。
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by yumi_in_the_rye | 2018-06-15 21:06 | 仕事のこと | Comments(0)

空振りの先に実りがあるか (リーディングの話)

先日まで取り組んでいた本の参考資料一覧を訳していたら、私が以前に自主的にリーディングして、企画書作って持ち込んで、「いいですね!」 となったのに版権とられてた、という本が登場してた。

あのときちょっとタイミングが早くて、私があの本を訳せてたら、今ここに私の名前を書けたのに――と悔しく思うけど(←これを取らぬ狸と言う)、別の本の資料として縁がつながってくるということは、私があの本を 「発掘」 したのはやっぱり正解だったんだと思う。 目利きとしては決して悪くはなかった、と。

残念ながら悲しい現実として、原書発掘の腕が伸びれば伸びるほど、前述のように 「企画書は認められたけど版権とられてた」 「他の人の訳で出版されて、しかも売れた」 という展開が圧倒的に増えてくる。 ポテンシャルの高い本を拾い出せるということは、それだけ他人も目をつけてる可能性が高いわけだから。 しかも一介の翻訳者では、基本的には原書出版後でないと実物を確認できないし、版権のなりゆきもわからない。 出版社や版権エージェントの立場なら原書出版前、もしくは完成前に発掘できるので、原書が出版された時点でもう翻訳は進んでる、という状況も多々あるわけで。

そういうわけで、ぶっちゃけ、企画持ち込みは空振りすることが多いです。
あなたの目と腕が確かなら、そのぶんだけ空振りが増えると思う。

私も一時期その手の空振りばっかりで、さすがに心が折れ気味になってた時期もあったんだけど、ながーいスパンで見ると、そのときの企画書がきっかけでもらった仕事が結構たくさんある。 企画書を評価してもらって別件で声をかけてもらったこともある。「最初の企画書が通らなくてよかった」 とは思わないけど、それを出さなければそのあとの縁もなかったわけでね。

そういうわけで、労が多くて空振りも多いリーディングの面白さについて、わたしが暑苦しく語るのを生暖かく聞きにきてください。
リーディング勉強会、16日にやります。残席まだあるよ。


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6/7の作業記録
 案件A:3枚訳す。
 案件E:9枚訳す。

6/8の作業記録
 案件E:12枚訳す。

6/9の作業記録
 案件A:3枚訳す。
 案件E:資料読み。
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by yumi_in_the_rye | 2018-06-10 18:06 | 仕事のこと | Comments(0)

恒例のプロセス

今週から新しい本に着手してる。

毎度毎度同じなので、ここにも何度も同じことを書いてるけど、新しい本を 「始める直前」 と 「始めた直後」 はかなりナーバスな気分になる。 初対面の人と会って 「この人と2人でうまく仕事していけるかなぁ」 と不安になる感じ。 好きになれるのか、相手のレベルに食いついていけるのか、このまま数カ月一緒にいられるのか、心もとなくなる。

不安の解消方法はわかりきっていて、とにかく進めていくしかないわけでね。
馬には乗ってみよ、人には添うてみよ、原文は訳してみよ、みたいな。

もうちょっと進めば車輪も転がりだす。 きっと。 たぶん。

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6/6の作業記録
 案件A:10枚訳す。
 案件E:9枚訳す。
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by yumi_in_the_rye | 2018-06-07 21:28 | 仕事のこと | Comments(0)

ahaに翻弄されっぱなし

月曜、メンテナンスデー。
髪切って、染めて、トリートメントして、軽めのヘッドスパまでのフルコース。

優雅なのはいいんだけど、本当はこの月曜には既に原稿が手を離れてる目算で、「お疲れ様のごほうび★」 の予約を入れたつもりだったんだよね。 それを目指して頑張るニンジンにしようと思って。 ところが何だかもろもろずれこんでいて、ちっとも 「ごほうび★」 もらえる状態になってない・・・。 取りづらい予約をキャンセルするわけにもいかず、資料抱えたままフルコース受けてきた。 で、きれいな色になった髪をかきむしりながら、絶賛作業中。



・・・先日書いた aha体験が、結構、かなり、厄介でさ。
「ああ、そういうことだったんだ」 という気づきがあったので、それにもとづいて訳を見直し + 書き直ししてるんだけど、自分の欲目を差し引いてみたとしても、もとの訳文は 「誤訳」 ではないんだよね。 合ってるし、ロジックも通ってる。 だけど、異なる認識を前提として書いているので、そこはかとなく 「違う」。 微妙に、だけど、決定的に。
だから aha体験後の訳し直しも、誤訳修正じゃない。 そういう意味では直さなくていいんだけど、逆にすごく微妙な手の入れ方が必要となってくる。 同じ意味でも違う言葉を選ばなきゃいけなかったりする。

突き合わせの誤訳チェックじゃ浮き彫りにならない 「違い」。
今回は気づいたからよかったようなものの、気づかなかったとしたら。
そう思うと、なんか嫌な汗が出てくる。

まぁタラレバで怖がっても仕方がないので、今回および今後に活かそうと思うしかないんだけど、過去にトライアルやコンテストで落ちたのも多分こういうことだったのかな、と思う。 模範訳と比べて、「別に誤訳してないのに、どうしてこれじゃダメなんだ」 と憤ったり悩んだりしたこともあったけど、何か決定的に見えてなかったんだと思う。 たとえて言うなら、鍵盤のキーを1個ずらしたまま、正確に楽譜どおり弾いてました、みたいな。

そういうの、たぶん指摘されてもわからないんだよなぁ。
気づくか気づかないか、それしかないのかもしれない。

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5/24の作業記録
 案件A:12枚訳す。
 案件D:1枚訳す+43枚チェック。

5/25の作業記録
 案件D:4枚訳す+40枚チェック。

5/26-27の作業記録
 案件C:1件添削。
 案件D:49枚チェック。

5/28の作業記録
 案件A:37枚チェック。
 案件D:1枚訳す+資料読み。
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by yumi_in_the_rye | 2018-05-29 20:33 | 仕事のこと | Comments(0)


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