still crazy after all these years



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そういえば先日 『WIRED』 誌で紹介してもらった、2008年に出た訳書のタイトルは 『Small Giants』 だった。 買収・売却や株式公開などを通じた規模の拡大よりも、有機的な成長、人間的な充足をもたらすビジネスを目指した 「小さな巨人」 の本。

奇しくも、と言うべきか、今回の 『新興国マーケット進出戦略』 のキーワードは、emerging giants。 正確な定義は本書を読んでいただくとして、めざましいパワーで世界にまたがるビジネスを展開している新興国の企業のことを指す。

・・・という本を、態度だけでかくて背伸びばっかりしている小さな翻訳者が訳す、と、これもまた面白いのではないかと1人でにやにやするわけです。



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2/5の作業記録
 案件A:15枚訳す。
 案件B:企画書作成。
*15キロ走るwith国木田独歩、独歩、独歩。


赤い小さな巨人が、真のemergingな巨人(姪、まもなく11ヶ月)に食われるの図。





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# by yumi_in_the_rye | 2012-02-06 11:10 | 訳した本 | Comments(0)

すきまを探す

 世界は、新興国市場 (エマージング・マーケット) に注目している。 経済としてはまだ未成熟だが、その自由化と成長性と国際化に対し、ここ二〇年間で多大な関心、機会、懸念が集まるようになった。 一般家庭にしてみれば、新興国市場とは安価な一般消費財が作られる場所のことだ。 コンピューターのトラブルに遭遇した人にしてみれば、それはサポートを求めてかけた電話がつながる土地のことだ。 多国籍企業の幹部にしてみれば、先進国経済の景気停滞と金融危機のさなかに見られる成長のポテンシャルであると同時に、新しく強力な競合企業の本拠地だ。
BRICsという言葉が登場した2001年前後から、中国やインドをはじめとする新興国市場に触れずに現代の経済・経営を語ることは、ほぼ不可能になった。 本書は、新興国市場の定義は 「制度的すきま」 の存在であると主張する。 企業は新興国の勢いだけに頼るのではなく、「すきま」 に注目し、それを活かすことによってこそ、真のビジネスチャンスを発掘できると述べる。
理想としては、どの経済にも、市場の機能を支える各種制度が整っていることが望ましい。 だが発展途上国の場合、多くの面で、それが不充分なのだ。 制度の整わない領域、すなわち 「制度のすきま」 が、市場を発展途上 (エマージング) な存在にしている。 新興国市場で取引費用が高くなるのも、業務がさまざまな障壁に阻まれるのも、この 「制度のすきま」 が主たる原因だ。
本書は新興国市場の 「制度的すきま」 の意味と、国内外企業が取るべき対応について丁寧にまとめている。 つねに 「すきま」 というキーワードに回帰しつつ展開される具体的な企業例は興味深い。 その紆余曲折ぶりは、単純に面白くもあり、同時にBRICsの強いパワーを感じさせる。

経営に携わる読者だけではなく、一般消費者としての読者にも、ビジネスのグローバル化が社会・文化に与える意義と、それゆえの難しさを考えさせる本である。




・・・表紙と装丁がカッコいい、ということばかり言っていて内容はどうなのさ、と思われてしまうかもしれないけど、ほんと表紙の書体がカッコいいんだよー。 赤と白のシンプルな色合いも好み。 タイトルもいい感じに長い(笑)。

推敲の段階では、がっちり読む&訳す力のある若き翻訳者、篠崎健太郎さんの力を借りました。 今回も本当にありがとう。
そして有能な若き編集者さんの手腕で仕上がった本です。 『新興国マーケット進出戦略 「制度のすきま」を攻める』 、皆さまどうぞよしなに、よろしく。



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# by yumi_in_the_rye | 2012-02-04 11:32 | 訳した本 | Comments(2)

emerging

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しい本が出るよ。


いやぁ、今回はがつんとカッコいい本でね。 一昨年と昨年は比較的ソフトな本が続いたので (ソフトなのをやりたい、と思っていた時期だったから、それは嬉しいことだったのだけれど)、そろそろ硬め・厚め・がっちりめの本を出せるようになりたかった。 そんな期待以上に手ごたえのある本を担当させてもらえたのは、本当にありがたいことだと思う。

以前、信頼する同業者v嬢が 「(いい本は) 出版されたときには自分の本じゃないような気がするものかも」 というような趣旨のことを言ってくれたことがあるのだけれど、今回はそんな気がしている。 作業していた頃 (長かったけど) と今の間に、いい意味で心理的な距離感があって、ただただ嬉しい。
しかも表紙と装丁が本当にカッコよくてね。 アマゾンの書影だとあまりわからないので、書店でお見かけになった際はぜひぜひ注目していただけたら。 いや、もちろん、表紙だけじゃなくて。

そういうわけで、今年1冊目、通算で17冊目の訳書が出ます。
『新興国マーケット進出戦略 「制度のすきま」を攻める』 (日本経済新聞出版社)、本日2月2日から。 どうぞよろしく。




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1/31の作業記録
 案件B:読む+企画書作成。

2/1の作業記録
 新規案件B:もう1冊えいやっと読む+一気に企画書まで作成。
 新規案件D:10枚くらいチェック。
*3キロだけ走る。




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# by yumi_in_the_rye | 2012-02-02 05:15 | 訳した本 | Comments(4)

2011-2012年冬の苺大福(4)

もしも私がお見合いをするとして、ししおどしの音をバックに「ご趣味は?」って聴かれたら、「苺大福です」と答えよう。「奇遇ですね、僕もです」という人だって世界のどこかにはいる・・・かもしれない。

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大角玉屋
(いただきもの)
去年も思ったけど、これは本当に「豆大福with苺」という感じで
かなりずっしり。お腹にたまって満足感高し。


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銀座鹿の子
購入は恵比寿アトレ
確か230円くらい
これ、写真だとあまりわからないのだけれど、苺も大福全体もわりと小さめ。
和菓子が苦手な人にはいいかもしれないけど、
この小ささなら、ブランド系とはいえ頑張って200円を切ってほしいかも。
上品かと思いきや、いい意味でわりとあか抜けないおいしさでした。


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新宿中村屋
購入は渋谷東急東横店
147円
新宿中村屋の苺大福は2個入りのほうが有名かもしれないけど、
こちらは形も中身も素直な苺大福。素朴系で140円は嬉しい。





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1/28の作業記録
 案件A:10枚訳す。
 案件B:まだ読んでる。




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# by yumi_in_the_rye | 2012-01-29 20:40 | 苺大福 | Comments(2)

載った

そういえば、昨年末に 『WIRED』 で訳書が推薦された。 広告じゃなくて推薦だよ。 しかも 『WIRED』 だよ。 小さくて短い掲載だけれど、嬉しいというよりじわじわ感激に近い喜びを味わった。

最近になってウェブにも掲載されたので、メモがわりに →
読んで学ぶスタートアップ道場 – 新しくビジネスを始める人の10の教科書 from 『WIRED』VOL.2


この 『Small Giants 事業拡大以上の価値を見出した14の企業』 と、同じ著者の 『経営の才覚 創業期に必ず直面する試練と解決』 は、もっともっと広く読まれていいはずの本だと思っている(訳者がどうだという話じゃなくて、作品の面白さから。・・・・・・というか、私の訳書はどれももっともっと読まれてもいいと思ってるけど(笑)。 起業、経営に関心がある人はもちろん、ビジネスとは、稼ぐとは、というテーマに少しでも接点がある人ならぜひぜひぜひに。 表紙も2冊そろっていてきれいだし。


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1/22の作業記録
 案件A:26枚訳す。
*15キロ走る。




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# by yumi_in_the_rye | 2012-01-23 11:33 | 訳した本 | Comments(0)

2011-2012年冬の苺大福(3) 【おブランド編】


苺大福部部長、大絶賛活動中。
このエネルギーを何かほかのことにいかせないものか。


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東京銀座 清月堂
購入は渋谷東急東横店
231円
苺大福じゃなくて、「椿通り」という名前。
苺on大福の場合、あんこの量が多すぎず、なおかつわりと
しっかりめ甘いほうがいいと思っているのだけれど、
これはその点で非常に優秀。


・・・で、苺on大福といえば、やっぱりこれ↓がインパクトでは一番。

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広島 共楽堂
大いちご大福
購入は恵比寿三越
399円。さんびゃくきゅうじゅうきゅうえんっ!
去年も食べた「大いちご大福」、今年は年始限定の
紅白版の「紅」を買ってみた。いちご餡いり。
これ、大福の割合が少ないので、味としては実はあんまりインパクトないかも。



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福岡 如水庵
購入は日本橋三越
(三越の数店舗で、1月中の土曜日限定の模様)
720円(4個)
西の白あん。小さめの外見のかわいさはもちろん、
上品と素朴の微妙なバランスが絶妙。
いい意味で感動的じゃなくて、やんわりとおいしい。
4個でしか買えないのは私にとっては少し困るのだけれど、
これで1個200円を切るなんて素晴らしい。




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1/12の作業記録
 案件A:21枚訳す。
 案件C:40枚くらい見直し。
*10キロ走る。

1/13の作業記録
 案件A:8枚訳す。
*確定申告の準備済ませたー
(今年は「源泉徴収の書類、来るの遅いわねぇ」って言える!)




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# by yumi_in_the_rye | 2012-01-14 19:30 | 苺大福 | Comments(2)

2011-2012年冬の苺大福(2) 


へびやくもが怖いって? いい若いもんがなさけねぇ。おれはそんなもの怖くないね。
どうしても怖いものって言えば・・・笑わないでくれよ。実は、苺大福が怖いんだ。
動物じゃねぇよ。食いもんだ。苺大福なんて見るだけでぶるぶるぶるぶる、震えがきちまう。
思い出すだけでもだめだ。苺大福だけはだめなんだ。
絶対にそんなもの持ってきたりしないでおくれよ。


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福岡 鈴懸
購入は新宿伊勢丹
294円
去年はいまひとつピンと来なかった鈴懸の苺大福、
「少しだけ冷やしたほうが美味しい」と聞いて再挑戦。
結論から言うと確かにそのとおり、あんこといちごがひやっと締まって美味しい。
「ジューシーで甘い」という、苺としては長所だけれど苺大福にしたとき必ずしも長所になるとは
限らない特徴を活かした一品であります。
しかし値段あがったね?

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浦和 菓匠花見
購入は日本橋三越
お値段うっかり記録忘れ
すっごく大きいので、よほどあんこが厚いのかと思いきや、
巨大ルビーのような苺が入ってた。
そしてあんこ甘くてうまーい。

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新潟 越後御菓子司 丸屋本店
購入は日本橋三越(出店は1月10日まで)
231円
写真がいびつになってしまった理由は、もうとにかく、本当に柔らかいから。
お餅がふくふくで、びよーんで、苺をやさしく包んでるの。すごくやさしい。




・・・そろそろ、熱いお茶が怖いねぇ。






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1/8の作業記録
 案件A:12枚訳す。
 案件C:14枚チェック。




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# by yumi_in_the_rye | 2012-01-09 20:11 | 苺大福 | Comments(2)

2011年の作業記録

2011年に訳した量:仕上がり400字で4517枚 (←よくがんばった・・・)

リーディングした原書:11冊 (うち出版が決まったのは1冊)

読んだ本:27冊
iPodで聴いた作品(落語含まず):14本

DVDで観たドラマ:10本
 『フリンジ』シーズン1、2
 『未来少年コナン』
 『CSIマイアミ』 シーズン1、2、6、7
 『LOST』 ファイナルシーズン
 『24』 シーズン8
 『Re:Genesis』 シーズン4



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# by yumi_in_the_rye | 2012-01-02 14:26 | 記録 | Comments(0)

2011年に観た映画

昨年観た映画、75本。
年間100本を目指してます、とは言いにくい数字だけど、映画館にはほとんど行けなかったけど、何本か生涯忘れないと思える作品にも出会えた。

筋は知ってるけど実はちゃんと観ていない、というのが多いので、2012年はなるべくそういうのも拾っていきたい。たくさん観る時間があるといいんだけど。




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75本の映画リスト(一部コメントつき)
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# by yumi_in_the_rye | 2012-01-01 17:08 | 観た映画 | Comments(0)

2011-2012年冬の苺大福(1) 【素朴編】

グーグル・アラートに 「苺大福」 を登録して、どこかのサイトやブログで言及されると通知が来るように設定してある。 で、世の中には 「苺大福」 というハンドルネームを使う方がこんなにたくさんいるのか、ということを知った。
そうだよね、バーチャル世界のハンドルネームとは言え、自分に 「苺ちゃん」 と名付けるのはちょっとアレだし、かといって 「大福です」 と名乗るのもなんか不本意だ。 「苺大福」 ならかわいさとおちゃめさが両方うまい感じにかもし出されてちょうどいい。 うん。 わかる。 私も次の本から 「翻訳者:上原苺大福」 で出版しようかと思うもん。 何だか色々許されそうな気がする。

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そういうわけでこの冬も苺大福はじめました。


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三軒茶屋 伊勢屋
たしか200円
かわいいおばあちゃんが丁寧に包装して手渡してくれた、この冬最初の苺大福。


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駒沢 飯嶋屋
200円
あんこの甘さに対して、味のない求肥が少し邪魔をしているような。


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桜新町 桜の杜伊勢屋
210円
求肥にやや塩味があって、あんこが甘すぎて、それに対して苺に酸味がありすぎて
ちょっと喧嘩してしまった感じ。




・・・素朴系苺大福は、どれもいい意味で特に特徴がないので、何か具体的に批評しようとすると批判的なコメントになってしまいがちかも。 正直、素朴系なら100円台だと嬉しんだけど、とも思うし。
でも決してまずかったわけではなく、どれも小粒ながらみずみずしい苺が入っていて、ほっこりする感じだった。 ごちそうさま。





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12/28の作業記録
 案件A:9枚チェック。
 案件C:11枚訳す。
 案件D:50枚くらいチェック。




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# by yumi_in_the_rye | 2011-12-29 19:47 | 苺大福 | Comments(0)


最近の清水ジャンプ

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