still crazy after all these years



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Life imitates art far more than art imitates Life

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やっと実物が手に入った、『ヒース・レジャー追悼写真集』。 写真のとおり翻訳版は原書より一回り小さくて、写真や文章のレイアウトもちょっと違う。 断言しちゃうけど、翻訳本のレイアウトデザインのほうが、格段にセンスがよくてきれいだと思う。 原書には収録されていなかった 『Dr.パルナサスの鏡』 の写真も入っているので、こっちのほうがお得感あるんじゃないかしら。

帯に使われている 「人生は芸術を模倣する」 というフレーズは、本文の中に出てくるんだけど、もともと劇作家オスカー・ワイルドが作中で登場人物に語らせていた言葉だ。 そのときどきの作品の役柄にのめりこみ、作品で人生をなぞるように、人生で作品をなぞるように生きたヒースを、絶妙に表現している。 でも、オスカー・ワイルドの言葉がひっぱりだされてきた理由は、単にぴったりな表現だったからだけではない。 男性を愛し、それを残酷に叩かれて不幸な最後を迎えたワイルドの言葉は、もう1カ所、重要な部分で引用されている。ぜひ、読んで見つけていただきたい。

私は昔からの大ファンだったというわけではなかった。 でも、訳しながら彼に恋をして、訳しながら彼を悼んだ。 手元に本が届いて、今ちょっとだけしんみりしている。
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by yumi_in_the_rye | 2010-01-24 15:50 | 訳した本 | Comments(6)

何人もの彼を

彼のことは、今もよくわからない。

『ヒース・レジャー追悼写真集』 を訳すにあたって、彼が出演している作品をほぼ全て観た。 手に入らなくて見られなかったのもあったけど、YouTube で断片的に確認できる映像も含め、以前に仕事とは関係なく観ていた映画も含め、可能なかぎり全作品を、少なくとも2回ずつは観た。 そして観るたびに、観直すたびに思った。 この役者は誰だろう?

彼は作品ごとに、あまりにも 「ちがう」。 それは演技力とか、俳優としての上手さ、みたいな表現ではちょっとピンと来ないほどの違いだ。 別の作品での彼を観ていたときには、こんな表情を見せるとは到底信じられなかったような表情を、この作品で見せる。 そして、この作品を観ていたときの印象からは到底想像もつかないような役を、別の作品で演じている。 その 「ちがいかた」 は、一般的な俳優で言われるような 「意外な役に挑戦!」 「イメージを裏切る悪役を!」 みたいなレベルではない。 むしろイメージを固めさせる暇すら与えない、というくらいの。
ヒース・レジャーという役者は、一体誰で、何人いるんだろう――おかしな感想かもしれないけれど、本気でそう思わずにはいられなかった。
(ちなみに髪型とひげでかなり印象が変わるので、『サハラに舞う羽根』 では、砂漠に出かける前後の顔と砂漠での姿が同一人物に思えなくて、ちょっと混乱しちゃうくらい。 これは演技力というより、ミスリードにしかなってないど思うんだけど)


『ダークナイト』 のジョーカー。 『ブロークバック・マウンテン』 のイニス。 それらの素晴らしさと、目を見張るほどの 「役になりきった姿」 (ああ、「なりきった」 なんていう表現は言葉足らずだ) はもちろんなんだけど、ここでひとつ例を挙げるなら、私は 『キャンディ』 を推したい。

ヤク中で、まともに働けない・働く気もない、無力で刹那的で自堕落な若者。 やさしいんだけど、かわいいんだけど、『キャンディ』 の主人公である若者ダンは、あまりにも弱く、あまりにも愚かだ。 そして、ダンを演じるヒースの目。 恋人がクスリを買うお金のために身体を売ってるのを知りながら何もしない、あのよどんで思考を停止させた目が、狂気だけれど確かな知性と鋭さを宿していたジョーカーの目と同じだとは、もはや信じられないを通り越して否定してしまいそうなほど。

そしてもう一度、そして何度も、私は思うのだ。 彼は誰で、何人いたんだろう。
それから、「いた」 と過去形で思わなければならないことを改めて痛感させられる。

2年前の今日、2008年1月22日に、ヒースはこの世を去った。 考えるたび、私はこう思わずにはいられない。

私たちは、一体何人の役者を一度に失ってしまったのだろう、と。
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by yumi_in_the_rye | 2010-01-22 10:17 | 訳した本 | Comments(0)

秘められた欲望

せっかくだからブログパーツを貼ろうと思ったんだけど、エキサイトはスクリプトが通らなかったので、画像で。名前を入れると、秘めたる欲望がわかります。
(ほんものは『Dr.パルナサスの鏡』の公式ウェブサイトのココで)

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教祖って・・・。 誰か入信したい人いる?




この映画『Dr. パルナサスの鏡』に出演した今は亡き俳優、ヒース・レジャーの 『ヒース・レジャー追悼写真集』 を訳しました。明日から発売です。 1カ月前にアマゾンで予約受付が始まってから、ランキングが3000位台に落ちたのを見たことがない。そしてここ2週間ほどは、600位台に落ちるのを一度も(少なくとも私は)見ていない・・・。3000部で足りるのかなぁ・・・。

私は案の定というか例によってというか、本の発売日の直前になってナーバスになっているところだけど、興味のある方はどうぞ手にとってみてくださいまし。



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1/20の作業記録
 案件A:30枚くらいチェック。
 案件B:読む。
 案件C:5ページ訳す。

*5キロ走る。

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by yumi_in_the_rye | 2010-01-21 12:28 | 訳した本 | Comments(2)

2009年その他の記録

2009年に訳した量
 1535621字=3839枚
(一昨年より絶対忙しかったのに、絶対仕事量は多かったのに、訳出文字量としては減っていてショック。本が多いとこういうことになるのね・・・)


2009年のリーディング本数:
 5本


2009年に読んだ本(初見のみ。上下巻は1冊と数える):
 和書35冊
 洋書6冊


2009年に走った距離: 
 900キロ


2009年にDVDで観たドラマ(シーズン1本として): 
 6本
 『Re:ジェネシス』 シーズン3
 『ターミネーター サラ・コナー・クロニクル』 シーズン1
 『FREEDOM』
 『LOST』 シーズン4
 『ジョーイ』 シーズン2
 『プリズン・ブレイク』 シーズン4



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1/3の作業記録
 案件A:5枚くらい訳す。

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by yumi_in_the_rye | 2010-01-04 12:25 | 記録 | Comments(2)


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