still crazy after all these years



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パチーノ祭りと、2009年に観た映画

冬休み企画 (個人的に) と題して、きちんと観たことがなかった 『ゴッドファーザー』 シリーズを1から観始めている。 ちょっとちょっと、アル・パチーノがものすごぉぉぉぉくかっこいいんですけどー! 私が物心ついた時点で彼は既に 「たれ目のしぶいおじさん」 だったんだけど、若い頃の彼は今でいうジョニー・デップみたいな色気があるじゃないですか。

むかぁし映画雑誌か何かで、アル・パチーノの起用をためらっていたコッポラに対して、コッポラの奥さんが 「彼 (パチーノ) は目で女を誘惑する男よ」 (だったか、「目で女を妊娠させる男」 だったか) と太鼓判を押した、というのを読んだ記憶がある (・・・確かに読んだ記憶があるんだけど、どう検索しても裏付けがとれないので、私の妄想かもしれませんが)。 で、私には 「しぶいおじさん」 になってからのパチーノしか思い浮かばなくて、どうもピンと来なかったんだけど、今ならそのコメントの意味がよーくわかる気がする。

・・・そんな感じでパチーノ祭りの途中ですが、思ったほどは伸びないながらも今年は 「年間100本」 の目標クリア。 前半の映画タイトルを見て行くと、私が昨年末から今年春にかけてやっていた仕事、後半を見て行くと秋にやっていた仕事が何だったのかはっきりわかって、我ながらちょっと面白い。 今年はこの2人のおかげで映画を観る本数が伸びたと言えるかも。

劇場で観たなかでベストは、『マンマミーア!』。 DVDで観たなかでは 『フォーンブース』 と 『彼女を見ればわかること』に感嘆し、『チョコレート』 と 『ブロークバックマウンテン』 にうちのめされた年だった。

そういうわけで例年どおり、B級作品ばっかりだけど、以下の記録は備忘録。
毎年、「この映画はどうでしたかー」とメールやコメントなどを送ってくださる奇特な方がいらっしゃるのですが、コメントで気軽に聞いていただければ喜んでお返事いたします。ご期待にかなう感想を言えるとは限りませんが。



・・・あっ、忘れてた、皆さまよいお年を。

2009年に観た映画
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by yumi_in_the_rye | 2009-12-31 22:36 | 観た映画 | Comments(4)

fearless

彼を初めて見た場所は、私がオーストラリアにいた頃、映画館の前に貼ってあったポスターだった。 QUEENの曲をモチーフに使った映画のタイトルには、別にそれほど惹かれるところはなく、「この俳優、オーストラリア人なんだって」 と聞いて、「へー」 と思っただけ。 当時ガイ・ピアースに熱を上げていたので (今でも好きだけど)、ガイ・ピアースやカイリー・ミノーグと同じくオーストラリアの昼メロでメジャーデビューしたという彼のことは、なんとなく将来が楽しみな俳優として記憶に残った。 でも、その後は特に彼をピックアップして注目することはなく、ひとりの俳優として名前を知っている (プラスの印象は持っていたけど) 程度だったように思う。

そして 『ダークナイト』 のジョーカー。 強烈すぎるキャラクターに圧倒され、「この役者は誰だろう?」 と驚いた。 いや、もちろん誰なのかはわかっていたけど、それでも 「誰だろう?」 と思わずにはいられない――バットマンにはクリスチャン・ベイルを感じ、トゥーフェイスにはアーロン・エッカートを感じるのに (それは悪いことではなかったけど)、ジョーカーは、ただジョーカーだった。 ジャック・ニコルソンのリメイクではなく。 また、ジャック・ニコルソンが演じたジョーカーには 「ジャック・ネイピア」 という人間だった頃の過去がちらりと見せられていたけれど、そうした背景を微塵も感じさせず。 ましてや、『ROCK YOU!』 の騎士や、『ブロークバックマウンテン』 のカウボーイに扮した、ヒース・レジャーでもなく。
――そこにいるのは、ただ、ジョーカーだった。

この役者は誰だろう。 訳しながら、出演作を確認しながら、私はずっとそんなふうに考え続けていたように思う。
そんな彼のことを、私たちはいったいどれだけ知ることができるだろうか。本人は以前、「自分が怖いと感じることに取り組んでいきたい」と話したことがある。

「ハードルを作って、それを乗り越えていきたいんだ。新しい企画に対して不安を感じていたいし、実際いつだって不安になる。何かの仕事で役をもらうと、僕なんかが引き受けるべきじゃなかったと確信してしまう。それなのにできるとごまかしてしまった、本当はできないのに、どうしたらいいかもわからないのに――そんなふうにしか思えなくなる。ものすごい不安があって、それが、仕事に感じる興奮もすっかり押し流してしまうんだ」


1月23日に公開される映画 『Dr.パルナサスの鏡』 も、「彼は (主人公は/演じた役者は) 一体誰だったんだろう」と思わずにはいられない映画だ。・・・・・・そして、彼の命日である1月22日に発売される 『ヒース・レジャー追悼写真集』 は、その答えを垣間見せる本かもしれない。

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そういうわけで、来年の1冊目、通算9冊目となる訳書は、1月22日発売の 『ヒース・レジャー追悼写真集』 です。 限定3000部ということで、買いたい場合は予約が必要かもしれず、早めに告知いたします。 3000部なんて少なかった!と思わせることができればいいんだけど。

版元のページはこちら

そしてなんと、『Dr.パルナサスの鏡』 公式ウェブサイト(←音出ます)のNEWSのページにも。(これがトップページに出ているうちに、ブログで書きたいと思ったの)

というわけで、1ヶ月も前倒しのお知らせですが、こちらもどうぞよろしくお願いしますっ!

(推敲にあたっては、ほぼ同時期に訳書を出版される翻訳家、保科京子さんの力を借りました。この場を借りて厚く、いや熱くお礼を申し上げます)
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by yumi_in_the_rye | 2009-12-25 10:36 | 訳した本 | Comments(4)


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