still crazy after all these years



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才覚をつかむ

何かを始めようとするとき――スポーツにせよ、趣味にせよ、そしてビジネスにせよ――は、当然ながら、基本的な手順やルール、仕組み、成り立ち、あらましなどを理解して臨まなければならない。 それと同時に、具体的な案件、個別の事態、それぞれの経緯・展開ごとに対処する方法を知識と経験で学んでいかなければならない。 だが、それだけでは決定的に欠けているものがある。 どんな活動であれ、「これとこれを学び、あれとそれのルールを守っていれば、どんな事態でも対処していける」 などということはありえない。 むしろ、新しい展開が生じたとき、不測の出来事が起きたとき――スポーツであろうと、趣味であろうと、そしてビジネスであろうと、新しい展開と不測の出来事で成り立っていくと言ったほうが正確だ――それをどうとらえ、どういう角度から考えれば答えが見つかりやすいのか、何を見逃してはいけないのか、それがしっかりとした揺るがぬ楔として頭の中に打ち込まれていなければ、毎度毎度の展開におろおろして、目の前のトラブルだけ片付けてなんとか先へ進むことしかできない。

必要なのは、広すぎる精神論や、逆に狭すぎる具体論ではない。 どんな状況が来ても、ものごとを整理して見つめ、体系だてて検討することのできる、頭と目ではないか。

ビジネスを始めようとする人の多くは、段階ごとの手順や、目標達成に利用できる具体的な法則などを求める。だが残念ながら、そうした手順や法則は存在しない。身につけることができるのは、さまざまな状況に対処し、さまざまな機会を活用していくことのできる「考え方」だ。それを習得したからといってすべての行動で成功するという保証はないが、チャンスを大きく膨らませることは間違いない。失うよりも得るほうが多いだろうし、試合に参加しつづけていれば、トップに立てる機会も増えてくる。

 もちろん、誰もが同じレベルで、あるいは同じ方法で成功するわけではない。何の世界でも同じだが、ビジネスの世界にも、他人より上手にゲームをプレーしていく能力に恵まれた人々がいる。私たち全員がタイガー・ウッズになれるわけではないし、ピカソやシェイクスピアになれるわけでもない。だが、ゴルフを学んだり、絵の描き方を学んだり、戯曲の執筆を学んだりすることなら誰にでもできる。そして、経済的に自足する方法を学ぶことも、誰でも可能なのだ。


『経営の』 というタイトルであり、そのタイトルどおり、起業と経営に関する本ではあるものの、もう少し広く 「ビジネスの考え方」 を身につけるための本として、ぜひ多くの方に読んでいただきたい、と思う。 もちろん、フリーランスの翻訳者の方々にも。 失敗と苦労を重ねて、けれどしっかりとビジネスをしている人であれば、本書に書かれている内容は既に無意識に理解・実践していることが多いと思う。 それでも、どんな職業、どんな業務形態の人にでも、きっと何かは役に立てる一冊じゃないか、と、自分が訳した本ながら強く確信している。
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・・・そういうわけで、今年3冊目、通算7冊目となる訳書は
経営の才覚』 であります。
夏頃の私が悲惨な泣き言をもらしながら取り組んでいた労作であります。
amazonでは3日から発売です。 どうぞよろしく!
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by yumi_in_the_rye | 2009-10-30 10:12 | 訳した本 | Comments(2)

トリビアというほどではないけれど

キャメロン・ディアス Forever Girl』 (リンク先は版元)、本日から発売・・・のはず。 同じく本日から公開の映画 『私の中のあなた』 鑑賞の帰りにでも、パンフレットがわりに1冊どうぞ。

ところで、この本では直接には記述されていないんだけど、私が訳してる最中に気づいたキャメロン・トリビアをいくつか。 (コアなファンなら知っていることだと思うんだけど)


・『マスク』 のキャメロンの巨乳はツメモノ (本人が言っていること)。 だけど、クラブの舞台でジム・キャリーとダンスするシーンでは詰めてないので、バレている。


・キャメロンの好きな映画は 『レイダース 失われたアーク』
 ↓
『ベガスの恋に勝つルール』 で、アシュトン・カッチャー演じる男性と意気投合するにあたって、両方ともこの映画が好きだったというシーンがある。


・キャメロンは昔、動物学者になりたいと思っていた
 ↓
『チャーリーズ・エンジェル』 で、チャーリーに見込まれてエンジェルになる前のナタリー・クック (キャメロン) の仕事として、厩舎で馬の出産を助けているシーンがある。
 (これは意図的にあわせたのかどうかわからないけど)


・『ベガスの恋に勝つルール』 で、キャメロン演じるジョイが披露する宴会芸 (ナイフでワインの栓を開ける) は、『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』 で、浮力を利用して指輪を取り戻すシーンでも披露されている。



・・・自分でも好きな役者に関する本を訳せるというのは、調査のために映画を何度も見直すのも苦じゃないし、本当に幸せでありがたいことだと思う。もし 『フォーエバー・キュート メグ・ライアン』 みたいな仕事をすることになったら、ちゃんと対象に愛情もってやります。 ほんとですって。


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10/8の作業記録
 案件A:14枚訳す。

*10キロ走る。すごく久しぶり、春以来の皇居RUN。

*「おもてなしライブ 朗読編」に参加。耳をテーマにした詩をいくつか読む。
お誘いくださったMahalo Itoさま、聴いてくださったみなさま、ありがとうございました。

*暫定空きスロットだった案件Bの枠が埋まる。原稿が届く。さて。


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by yumi_in_the_rye | 2009-10-09 12:16 | 訳した本 | Comments(0)

橙色の本

確かに 『マスク』 でデビューしたときの彼女はかわいかったけど、あれはジム・キャリーの映画であって、彼女の映画ではなかった。 あの映画を観て楽しいと思っても、キャメロンの名前を憶えなかったファンもいただろうし、本人が特に映画業界にこだわらなかったとしたら、おそらくあれ1本だけで消えていったはずだ。 本人もそのことは多分よくわかっていて、こんなふうにもらしている。
「ぶっちゃけ、私のことを知ってる映画ファンのほとんどは、『マスク』 のカワイコちゃんとして知ってるだけなのよ。私は単に、あの映画に出てたヒト、ってわけ」

・・・・・・だが、それも変わろうとしていた。
そう、状況は変わった。 彼女はそれだけで終わりじゃなかった。 『メリーに首ったけ』、『チャーリーズ・エンジェル』、『バニラスカイ』・・・あとはもう、皆さんご存じのとおり。

キャメロンのよくわかんない台詞に悩まされながら、笑顔に引っ張られて訳した1冊でした。 ていうか、翻訳に 「ぶっちゃけ」 はアリなのか? そんなことよりイマドキ 「カワイコちゃん」 はアリなのか? 成功しているかどうかは、ぜひ読んでいただければと思います。 そんなわけで、今年2冊目、通算6冊目の訳書 『キャメロン・ディアス Forever Girl』 アマゾンでは明日9日から発売です。 どうぞよろしくー。


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10/7の作業記録
 案件A:20枚訳す。

*・・・そういうわけで、キャメロンの宣伝で5分間ほどラジオ出演させてもらっちゃいました。 例によってちょー緊張したわりには、思ったよりちゃんと喋れてたので、もっと堂々と告知して皆さんに聞いてもらえばよかったんだけど。 なんて、今だからそんなふうにも思うわけですが。

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by yumi_in_the_rye | 2009-10-08 01:52 | 訳した本 | Comments(2)

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その笑顔を初めて見たのは、もう15年も前。
かわいかったけど、それほど強くは印象に残らなかった。

それから10年前、今度はショートヘアで、長い手足をぱたぱたさせるとびきりキュートな姿を見て、今度こそ本当に彼女をidentifyした。
おそらくそういうファンは私以外にも多いと思う。

女優としての力と魅力を実感したのは、トム・クルーズが無人のタイムズ・スクエアを疾走するシーンで有名な、あの映画。
車の中でトム・クルーズに食ってかかるシーンがすごくよかった。


・・・そんなわけで、白い本、緑の本、青い本、白と青の本、青と緑の本に続く、橙色?の本については、また明日。もしくは、本日の16時半くらいのTokyoFMで。数合わせの取材は受けません、というエントリを書いた直後の絶妙なタイミングで「ぜひに訳者に」と言われ、落ちました。あと1時間半というタイミングで告知する、というヘタレな私は聞こうか聞くまいか考え中。


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10/6の作業記録
 案件A:25枚訳す。

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by yumi_in_the_rye | 2009-10-07 14:44 | 訳した本 | Comments(4)


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