still crazy after all these years



カテゴリ:訳した本( 105 )


プロの仕事

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『直感のブランディング』は、アマゾンの画像だとよくわからないけど、装丁や表紙の紙質もすごくきれい。
デザイナーさんはいい仕事なさってます。

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11/24の作業記録
 案件B:読む。まとめる。

*20キロ走る。

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by yumi_in_the_rye | 2009-11-25 15:19 | 訳した本 | Comments(0)

直感のブランディング

偶然の出会いや、何気ないひらめきや、あるいは 「ほかにどうしようもなかった」 というきっかけから、パワフルなオリジナリティが生まれることがある。 単なる一個人の事情に過ぎないものが、商品となり、会社となり、そしてブランドとなって、力強く根付いていく例がある。

一流企業のマーケターが知恵と経験、技術と資金を総動員しても、必ずしも実現するとは限らないブランディングという作業に、彼らはなぜ 「偶然のなりゆき」 などという一見したところでは弱い根拠で成功することができたのか。 あるいは、ちょっとしたアイディアやひらめきを感じる人など星の数ほどいるなかで、なぜ彼らはそれに命を与え、具体的な商品として流通させることができたのか。
私はそうしたブランドを、<アクシデンタル・ブランド>と名づけた。本書に紹介したいと感じたブランドそれぞれには、いずれも立ち上げ当初に何らかの幸運な偶然がかかわっていると気づいたからだ。

偶然を手にした本書の起業家たちは、いずれもはっきりとした価値理念を持ち、それをブランドに投影した。時を経て、商品の一部が変化しても、理念だけはつねに一貫していた。 さらに注目すべきは、彼らが自分で自分の問題を解決しようと試みたことだ。 フォーカスグループ調査を行い、作るべき商品をヒアリングしたわけではない。自分自身が消費者として欲しいと思う商品を形にしたのだ。

直感や本能を重視する考え方には賛否両論がある。 本能に基づいてひどい判断を下した例はいくつも見てきたし、自分にもそうした経験がある。 だが、本書で紹介する企業家たちを研究した結果、直感による決断が失敗する原因は、結びつくべき消費者と乖離してしまったせいである場合が多いとわかった。 逆に言えば、特別なブランドを築き上げた普通の企業家たちは、真に消費者の気持ちになって考える力があったからこそ、直感を信頼できた。

・・・そういうわけで、今年4冊目、通算8冊目となる訳書は、『直感のブランディング  「普通」 の人が 「特別」 を生み出した7つの物語』、アマゾンでは明日から発売です。
偶然のひらめきから生まれた7つのブランドを、まるでドキュメンタリー映画を見るような丁寧な筆致で追いかけ、描写し、そこから浮かび上がる 「6つのルール」 を考察しています。 端的に言ってしまえば、人として誠実な商売をしていこう――そんな単純な一言に集約されそうな、まっとうなものづくりの本かもしれません。
ブランディングとか、マーケティングとか、そういうものに興味がなくても、読み物として十二分に読める構成になっています。

本書の企画および推敲にあたっては、『主体的に動く』 などの優れた作品を手掛けている翻訳家、花塚恵さんの力を借りました。 私にとっては現時点で最高の好敵手と思っている翻訳家であります。 この場を借りて、伏して、伏して御礼申し上げます。
・・・1つ前の本 『経営の才覚』 に比べると、ボリュームは半分以下だけど、私にとっては思い入れの深さは同じくらいの、大事な1冊。 自分の力不足を痛感しつつ、優秀な編集者さんに支えられて、ようやく形になりました。

今年出版される本は、これにて打ち止め。 皆さま、どうぞよろしく!
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by yumi_in_the_rye | 2009-11-24 10:25 | 訳した本 | Comments(0)

物理的な場所としては

『経営の才覚』 が、紀伊国屋でマイケル・ガーバーの 『はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術』 や 『起業家精神に火をつけろ!―会社のために働くのではなく、あなたのために働いてくれる会社をつくる7つのルール』 と並んで置いてあった。 自分が資料として利用していた名著と呼ばれる本と、少なくとも書店の棚で肩を並べるのは、なんというかうれしい。

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11/10の作業記録
 案件A:25枚訳す。

*5キロ走る。


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by yumi_in_the_rye | 2009-11-11 13:38 | 訳した本 | Comments(0)

今日から

経営の才覚』 (リンク先は版元)、アマゾンでは一時在庫切れになってるけど、今日からお店にも並んでいます (はず。まだ見てないけど)。 本編もいいけど訳者あとがきもよく書けててねぇ。 ぜひぜひ。
去年11月に出た 『ゆみジャイアン』 こと 『Small Giants』 と同じ著者 (共著者) の本なので、私としてはこっちももう1回もりあがってくれることを期待したい。

・・・今年の私が七転八倒し続けた (いや、現在進行形だけど) 案件ラッシュを受けた出版ラッシュはもう少し続く予定。 仕事机のそばの本棚の 「自分の本コーナー」 がそろそろいっぱいになってきたのを、うれしく眺めたりしています。 増設しなきゃ。 部屋ごと増設しなきゃならないくらいに増えると (収入が) いいな。


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11/2の作業記録
 案件A:9枚訳す。
 案件B:200読み直す。

*5キロくらい走る。

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by yumi_in_the_rye | 2009-11-03 15:55 | 訳した本 | Comments(2)

才覚をつかむ

何かを始めようとするとき――スポーツにせよ、趣味にせよ、そしてビジネスにせよ――は、当然ながら、基本的な手順やルール、仕組み、成り立ち、あらましなどを理解して臨まなければならない。 それと同時に、具体的な案件、個別の事態、それぞれの経緯・展開ごとに対処する方法を知識と経験で学んでいかなければならない。 だが、それだけでは決定的に欠けているものがある。 どんな活動であれ、「これとこれを学び、あれとそれのルールを守っていれば、どんな事態でも対処していける」 などということはありえない。 むしろ、新しい展開が生じたとき、不測の出来事が起きたとき――スポーツであろうと、趣味であろうと、そしてビジネスであろうと、新しい展開と不測の出来事で成り立っていくと言ったほうが正確だ――それをどうとらえ、どういう角度から考えれば答えが見つかりやすいのか、何を見逃してはいけないのか、それがしっかりとした揺るがぬ楔として頭の中に打ち込まれていなければ、毎度毎度の展開におろおろして、目の前のトラブルだけ片付けてなんとか先へ進むことしかできない。

必要なのは、広すぎる精神論や、逆に狭すぎる具体論ではない。 どんな状況が来ても、ものごとを整理して見つめ、体系だてて検討することのできる、頭と目ではないか。

ビジネスを始めようとする人の多くは、段階ごとの手順や、目標達成に利用できる具体的な法則などを求める。だが残念ながら、そうした手順や法則は存在しない。身につけることができるのは、さまざまな状況に対処し、さまざまな機会を活用していくことのできる「考え方」だ。それを習得したからといってすべての行動で成功するという保証はないが、チャンスを大きく膨らませることは間違いない。失うよりも得るほうが多いだろうし、試合に参加しつづけていれば、トップに立てる機会も増えてくる。

 もちろん、誰もが同じレベルで、あるいは同じ方法で成功するわけではない。何の世界でも同じだが、ビジネスの世界にも、他人より上手にゲームをプレーしていく能力に恵まれた人々がいる。私たち全員がタイガー・ウッズになれるわけではないし、ピカソやシェイクスピアになれるわけでもない。だが、ゴルフを学んだり、絵の描き方を学んだり、戯曲の執筆を学んだりすることなら誰にでもできる。そして、経済的に自足する方法を学ぶことも、誰でも可能なのだ。


『経営の』 というタイトルであり、そのタイトルどおり、起業と経営に関する本ではあるものの、もう少し広く 「ビジネスの考え方」 を身につけるための本として、ぜひ多くの方に読んでいただきたい、と思う。 もちろん、フリーランスの翻訳者の方々にも。 失敗と苦労を重ねて、けれどしっかりとビジネスをしている人であれば、本書に書かれている内容は既に無意識に理解・実践していることが多いと思う。 それでも、どんな職業、どんな業務形態の人にでも、きっと何かは役に立てる一冊じゃないか、と、自分が訳した本ながら強く確信している。
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・・・そういうわけで、今年3冊目、通算7冊目となる訳書は
経営の才覚』 であります。
夏頃の私が悲惨な泣き言をもらしながら取り組んでいた労作であります。
amazonでは3日から発売です。 どうぞよろしく!
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by yumi_in_the_rye | 2009-10-30 10:12 | 訳した本 | Comments(2)

トリビアというほどではないけれど

キャメロン・ディアス Forever Girl』 (リンク先は版元)、本日から発売・・・のはず。 同じく本日から公開の映画 『私の中のあなた』 鑑賞の帰りにでも、パンフレットがわりに1冊どうぞ。

ところで、この本では直接には記述されていないんだけど、私が訳してる最中に気づいたキャメロン・トリビアをいくつか。 (コアなファンなら知っていることだと思うんだけど)


・『マスク』 のキャメロンの巨乳はツメモノ (本人が言っていること)。 だけど、クラブの舞台でジム・キャリーとダンスするシーンでは詰めてないので、バレている。


・キャメロンの好きな映画は 『レイダース 失われたアーク』
 ↓
『ベガスの恋に勝つルール』 で、アシュトン・カッチャー演じる男性と意気投合するにあたって、両方ともこの映画が好きだったというシーンがある。


・キャメロンは昔、動物学者になりたいと思っていた
 ↓
『チャーリーズ・エンジェル』 で、チャーリーに見込まれてエンジェルになる前のナタリー・クック (キャメロン) の仕事として、厩舎で馬の出産を助けているシーンがある。
 (これは意図的にあわせたのかどうかわからないけど)


・『ベガスの恋に勝つルール』 で、キャメロン演じるジョイが披露する宴会芸 (ナイフでワインの栓を開ける) は、『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』 で、浮力を利用して指輪を取り戻すシーンでも披露されている。



・・・自分でも好きな役者に関する本を訳せるというのは、調査のために映画を何度も見直すのも苦じゃないし、本当に幸せでありがたいことだと思う。もし 『フォーエバー・キュート メグ・ライアン』 みたいな仕事をすることになったら、ちゃんと対象に愛情もってやります。 ほんとですって。


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10/8の作業記録
 案件A:14枚訳す。

*10キロ走る。すごく久しぶり、春以来の皇居RUN。

*「おもてなしライブ 朗読編」に参加。耳をテーマにした詩をいくつか読む。
お誘いくださったMahalo Itoさま、聴いてくださったみなさま、ありがとうございました。

*暫定空きスロットだった案件Bの枠が埋まる。原稿が届く。さて。


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by yumi_in_the_rye | 2009-10-09 12:16 | 訳した本 | Comments(0)

橙色の本

確かに 『マスク』 でデビューしたときの彼女はかわいかったけど、あれはジム・キャリーの映画であって、彼女の映画ではなかった。 あの映画を観て楽しいと思っても、キャメロンの名前を憶えなかったファンもいただろうし、本人が特に映画業界にこだわらなかったとしたら、おそらくあれ1本だけで消えていったはずだ。 本人もそのことは多分よくわかっていて、こんなふうにもらしている。
「ぶっちゃけ、私のことを知ってる映画ファンのほとんどは、『マスク』 のカワイコちゃんとして知ってるだけなのよ。私は単に、あの映画に出てたヒト、ってわけ」

・・・・・・だが、それも変わろうとしていた。
そう、状況は変わった。 彼女はそれだけで終わりじゃなかった。 『メリーに首ったけ』、『チャーリーズ・エンジェル』、『バニラスカイ』・・・あとはもう、皆さんご存じのとおり。

キャメロンのよくわかんない台詞に悩まされながら、笑顔に引っ張られて訳した1冊でした。 ていうか、翻訳に 「ぶっちゃけ」 はアリなのか? そんなことよりイマドキ 「カワイコちゃん」 はアリなのか? 成功しているかどうかは、ぜひ読んでいただければと思います。 そんなわけで、今年2冊目、通算6冊目の訳書 『キャメロン・ディアス Forever Girl』 アマゾンでは明日9日から発売です。 どうぞよろしくー。


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10/7の作業記録
 案件A:20枚訳す。

*・・・そういうわけで、キャメロンの宣伝で5分間ほどラジオ出演させてもらっちゃいました。 例によってちょー緊張したわりには、思ったよりちゃんと喋れてたので、もっと堂々と告知して皆さんに聞いてもらえばよかったんだけど。 なんて、今だからそんなふうにも思うわけですが。

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by yumi_in_the_rye | 2009-10-08 01:52 | 訳した本 | Comments(2)

次の

その笑顔を初めて見たのは、もう15年も前。
かわいかったけど、それほど強くは印象に残らなかった。

それから10年前、今度はショートヘアで、長い手足をぱたぱたさせるとびきりキュートな姿を見て、今度こそ本当に彼女をidentifyした。
おそらくそういうファンは私以外にも多いと思う。

女優としての力と魅力を実感したのは、トム・クルーズが無人のタイムズ・スクエアを疾走するシーンで有名な、あの映画。
車の中でトム・クルーズに食ってかかるシーンがすごくよかった。


・・・そんなわけで、白い本、緑の本、青い本、白と青の本、青と緑の本に続く、橙色?の本については、また明日。もしくは、本日の16時半くらいのTokyoFMで。数合わせの取材は受けません、というエントリを書いた直後の絶妙なタイミングで「ぜひに訳者に」と言われ、落ちました。あと1時間半というタイミングで告知する、というヘタレな私は聞こうか聞くまいか考え中。


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10/6の作業記録
 案件A:25枚訳す。

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by yumi_in_the_rye | 2009-10-07 14:44 | 訳した本 | Comments(4)

Ebookになりました。

宣伝であります。

昨年11月に出版された『Web 2.0ストラテジー ウェブがビジネスにもたらす意味』の、電子ブックも出してもらえることになりました。こちらから購入できます

部屋は既に本でいっぱいだから新しく増やしたくない、というあなた、
2割引だったら買ってもいいかも、というあなた、
箸より重いものは持ったことがないから本を手に持って読むのはムリ、というあなた、
どうぞご利用くださいまし。
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by yumi_in_the_rye | 2009-06-19 15:10 | 訳した本 | Comments(0)

あっちにも置いて欲しい

外出のタイミングで書店に立ち寄っては、わざわざ自分の本を探し出してはニヤニヤと目の前を行ったり来たりしている。 多分この悪癖?だけは、今後何冊訳す機会に恵まれても変わらないだろう。

で、以前に師から聞いていてあまりピンと来なかったんだけれど、最近になって腑に落ちたことがある。 それは、書店での本の置き場の大切さ。 ときどき 「あー、この陳列は微妙に違うんだよなー」 と思うことがあるからだ。 間違っちゃいないんだけど、目立つように置いてくれるのはありがたいんだけど、できれば向こうの本と一緒に並べてくれたほうがターゲット層に広くアピールできるんだけどなぁ、みたいな。

例えば新しく出た訳書 『エコがお金を生む経営』 は、確かに企業サイドに立ったエコと利益の両立をテーマにした本なんだけど、もっと根本的なところでは 「消費」 について語る本なのですよ。 消費の両サイドに立つ者として、できること・すべきことを語った本。 あなた (消費者) の力なくしては何もできませんよ、と言っている本だとまとめてもいいくらい。 それなのに、タイトルが悪いわけではないのだけれどおそらくはついついタイトルやカバーの売り文句に引っ張られて、経営戦略のコーナーだけに置かれている場合が多いように感じる。

訳者の気持ちとしては、ぜひぜひ一般消費者向けのエコ・コーナー、賢い消費活動を促すコーナーに平積みでばばんと置いて欲しい、と思う。 我が本ながら本当にきれいな、一般消費者の心をつかめる表紙なので。 万が一、億が一、ここを読んでいる書店員さんがいたら、ほんとにほんとにほんとにお願いします。



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5/25の作業記録
 案件C:60枚素読み+チェック。もうちょっと進めたかった。

*5キロ走る。

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by yumi_in_the_rye | 2009-05-26 14:32 | 訳した本 | Comments(0)


最近の清水ジャンプ

by yumi_in_the_rye
カテゴリ
MYSELF:
Yumi
---Translator (E > J)

翻訳者です。
下記に掲載している
本の翻訳に関わりました。

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